予想家の生計事情

Posted by on 2012年1月17日

以前JRAのジョッキーが「裕福な生活をしている競馬記者に合った事が無い」といってるのを、いつしかのテレビ番組で見ました。
となると、プロの予想家は馬券をどのように買って、生計をどう維持しているのかという疑問がわいてきます。
当然ながら、プロであっても全レースを的中させることはできませんから、競馬に関わるか知りませんが、副業などでほかの収入を得ていることになります。

しかし、ここはプロと名乗る予想家ですから、素人とは違う独自に確立した予想技術を持っているはずなのです。
南関東の競馬場へ実際にいったことのある人なら、見たことがあると思いますが、
場内には多くの予想家という人がいて、小さなブースを構え予想を売っています。
たびたび足を運ぶうちに仲良くなった、南関東競馬の予想家の一人と話す機会があり、そこで質問をぶつけたのです。

「実際、競馬の収入だけで生活していけるものなのか?」と、なんてストレートな質問だとも思いますが、
その回答は一言「無理!」というものでした。
馬券購入での収支は赤字となることがほとんどで、たまにいい時で年間の回収率が100%~110%になることもあるそうです。
自分が立てた予想なのだから、全ての馬券を購入しているかと思いきや、それも半々程度ということでした。
実際の生計を立てる収入となるのは、予想料だそうです。
しかし、予想料にも色々あり相場を越えることはできず、1レース100円程度の収入しか見込めませんから、
競馬ライターや競馬関係のポータルサイトの監修などを行い副収入としているとのことです。
競馬から大きく離れることは無くとも、馬券購入以外の収入が生計を立てる収入の大半を占めているというのが予想家の実態のようです。

この話を聞いて、これまで競馬で一攫千金を掘り当てることを夢見ていた私はショックを受けましたが、
その予想家が言った「一攫千金は無理かもしれないが、収入を堅実にあげていくことは可能だ」という言葉にハッとしました。
そして、その方法は運でもなければ勇気でもなく、馬券購入の技術だけだと笑って言うのです。

しっかりした馬券購入技術を身につけ、欲を捨てることができれば、回収率が100%を超えることも理論上無理なことではないそうです。
ギャンブルである競馬を楽しむのに、欲を捨てなくてならないとは、競馬は実におくが深いと実感させられました。

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