競馬界を盛り上げてきた名馬

Posted by on 2011年12月19日

連戦連敗で逆に人気馬となったハルウララのことを知っている人は競馬ファン以外にも多いでしょう。マスコミでも大きく取り上げられ、一大ブームとなりました。ハルウララの馬券は当たらないということで交通安全のお守りにした人も大勢いたようです。
中央のトップジョッキーである武豊騎手がハルウララに騎乗するなど、閑古鳥が鳴いていた高知競馬は空前の盛り上がりを見せました。史上2位の連敗記録を誇っていたハルウララですが、その後も園田競馬のエリザベスクィーンやカンムリホルダーなどハルウララの記録を超える馬が出て、地方競馬を盛り上げました。
競走馬というサラブレッドは速く走ることを目的に交配、生産される運命ですが、そのことはガラスの脚といわれるリスクも同時に抱えています。ハルウララは年間でおよそ20レースに出走したとされ、「無事これ名馬」といえばいいのか、そのことによって負け続けても現役を続けることができたそうです。
これは、馬をしっかりと管理してきた調教師や厩務員らの努力のたまものといってよいでしょう。それに、理由はどうであれ経営難の地方競馬が息を吹き返す契機となったことは事実で、大いに評価されるべきことでしょう。それだけにハルウララをめぐって厩舎サイドと馬主サイドでトラブルのようなあつれきが生じ、引退レースを走ることができなかったのは残念です。
しかし、その後の高知競馬は再び財政が悪化したと伝えられており、スターホースの出現が待たれます。それでも、年間を通じたナイター競馬など存続に向けた努力が続けられているようです。

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